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PostgreSQL 雑記 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2010-05-20PGCon 2010 開発者会議 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

チュートリアル2日目ですが、その裏で開発者会議が開かれているので出席しました。内容に関しては Wiki でまとめられています。その中で、PostgreSQL 9.1 (次の次のリリース) に搭載される可能性がある機能をピックアップしてみます。

  • MERGE/UPSERT/REPLACE : すでに存在していればUPDATE、無ければINSERTになるコマンド。
  • 同期レプリケーションと使い勝手の改善 : 期待度としては一番高いようなので、F氏は継続してがんばってください :)
  • パラレルpg_dump - マルチプロセス処理でダンプを高速化。要素技術的には将来のパラレルクエリに繋がるので注目です。
  • SE-PgSQLと行レベルアクセス制御 : 外部セキュリティ管理機構との連携
  • CTE (WITH句) での更新処理
  • SQL/MED - 外部のファイルやデータベースとの連携
  • Prepared Statement でのパラメータ依存のプランの切り替え - "LIKE $1" でインデックスが使われるようになるかも?
  • テーブル・パーティショニングの改善
  • グローバル一時テーブル
  • 外部モジュールを "エクステンション" として管理する機能
  • 範囲型 (range type) - {開始, 終了} というペアを効率的に表現できるデータ型。スケジュール管理ツール等で便利。
  • マテリアライズド・ビュー
  • JSON 型 - JavaScript との連携が密になるでしょう
  • DDLトリガ - Slony-I でテーブルの追加を自動的にレプリケーションする等
  • GISデータのN近傍検索

などなど、楽しげな機能が計画されています。その他に、ソースツリーの管理を CVS から Git に移行したり、単体機能の性能を定期的にチェックする Performance Farm *1 を構築することも視野に入っているということでした。

*1:コンパイルと機能試験はBuild Farmにて既に自動化されているのですが、性能まではチェックできていないのです。